西日本学生ソフトテニス選手権大会 2019年7月5～9日 於鳥取市
団体戦
男子
| 広島大学 2-1 大阪経済大学 |
| 広島大学 0-3 福岡大学 |
女子
個人戦
男子
女子
大会レポート
男子
大阪経済大学戦
1番手は金盛・岡田組。1ゲーム目は相手の強烈なサーブに対して金盛が対応できず、長いデュースが続く。そして偶数ポイントで岡田がレシーブエースなどで助け、金盛もサーブに対応したため苦しみながらもゲームを先取した。2ゲーム目は今度は自分たちが風上からしっかりとサーブを打ち、相手のミスだけでゲームを連取。勢いに乗り、そのまま岡田のアタック止めや金盛のミドルを抜くショットで一気にゲームカウント3-0になる。4ゲーム目は相手の前衛に続けざまにポーチボレーをされゲームカウント3-1となるが、5ゲーム目はコンスタントに相手のミスを誘い、ゲームカウント4-1で勝利した。
2番手は高月・浅野組。高月は団体初出場である。1ゲーム目は高月の思い切った攻めに浅野が絡み、いい流れで1ゲーム目を先取する。続く2ゲーム目は相手のレシーブミスが続き、ゲームカウント2-0でリードする。3ゲーム目もいい流れのままポイントを重ね、ゲームカウント3-0でリードする。しかし、ラリーを繋げてくる相手に対し、高月のミスが増え、悪い流れのままゲームカウント3-2と差を詰められる。6ゲーム目は調子の上がった相手前衛が連続でポイントを重ね、ファイナルゲームに突入する。ファイナルゲームは、相手後衛の割り切った配球に浅野がついていけず、じわじわと差が広がり、ゲームカウント3-4で敗北した。
3番手は沖野・山田組。ゲーム序盤、相手のミスが先行し、するすると2ゲームを連取する。3ゲーム目からは相手後衛は沖野の鋭いコースへの打球に対してしぶとく後衛前へ返球し、前衛はミスを減らし周りを固めるようになった。これに対し、沖野はラリーに我慢できず前衛の近くにボールを集めてしまい、また山田はそのラリーに干渉できずにいた。追いつかれ、試合はファイナルゲームにもつれ込む。沖野は後衛とラリーすると決めた。長い正クロスラリーの中で山田がポーチボレーを決め、辛抱できなくなった後衛のサイドプレスや替えロブをきっちり決め、流れは広大へ。ゲームカウント4-3で勝利した。
よって、2勝1敗で大阪経済大学に勝利した。
福岡大学戦
1番手は高月・浅野組。1ゲーム目は相手後衛の速い球に対し、高月がしっかりとラリーをするも、レシーブで攻めきれず、ゲームカウント0-1となる。2ゲーム目は相手のミスと高月のミドルへの攻めが効き、3点リードするも、浅野のダブルフォルトもあり流れをつかみきれず、デュースの末ゲームカウント0-2となる。3、4ゲーム目は甘くなったレシーブから後手に回り、その流れのまま押し切られ、ゲームカウント0-4で敗北した。
2番手は金盛・岡田組。縦風が強い中の試合だったが、相手もこちらもサーブの確率が良くペースが乱れない試合展開だった。1ゲーム目は岡田が積極的に後衛と駆け引きをし、金盛も上手く相手前衛をかわしていたのだが、要所で相手後衛の風上からの中ロブや、ミドルへのショットでゲームを取られてしまう。流れを止めることができないままゲームカウント0-3となるが、岡田がフェイントなどを使い続けていた結果相手の打点が落ち始め、風上からのミス、岡田のポーチボレーが決まる。ゲームカウント1-3と巻き返す勢いを感じたが、最後は岡田のモーションを見た元撃ちや割り切ってのアタックなどに対応することができず、力の差を見せつけられゲームカウント1-4で敗北した。
3番手は沖野・山田組。広大はどんな相手にもチャレンジャーとして試合に臨む。今回も相手の胸を借りるつもりで臨んだが、一瞬の自分達のミスも許されないのが強豪を相手にした試合である。強い縦風が吹く中、立ち上がりをラリーに入る前の簡単なミスで流してしまう。慌てて立て直そうとするも、ラケットを最後まで振れず、当てにいってしまう。相手に沖野・山田のベストをぶつけられず、0-4で敗北した。特に追い風の中でしっかり球を収めること、浮き足立たず腰を落としてボールを捉えること、間を置くことが課題に上がった。
よって、0勝3敗で福岡大学に敗北した。なお、福岡大学が優勝となった。
女子
龍谷大学戦
女子は1ペアのみの編成で挑んだ。
1番手は、森川・三上組。ゲーム序盤、森川が深いボールで先に仕掛けて相手後衛のミスを誘い、三上がチャンスボールを確実に決める形で、ゲームカウント2-0とリードする。3ゲーム目は、森川、三上共に早い段階でのミスが目立ち、簡単に落としてしまう。しかし、その後はミスを無くし、中ロブや4球目ボレーで攻めることで、ゲームを取りきった。結果、4-1で勝利した。
2番手、3番手は、広島大学の棄権。よって、1-2で龍谷大学に敗北した。
